UK/FR旅行日記 「ロンドン編 070311-070315」 −友人に会いに、そして建築も見た、かも。− tanabe


タナベが2週間休んでロンドン−パリへ行った顛末記の「ロンドン編」です。
  「パリ編」は、これが済み次第アップ予定。


●懐かしい友人に会いに行く、という名目でなぜか建築三昧しました。
  思ったよりダラダラ過ごしてしまい、言うほど見てはいません。

ANA
伊丹成田ヒースロー入り。 後日 、ユーロスターでパリ入り。
最後にANAでシャルルドゴール−成田−伊丹という旅程。
燃油代が26000円ほどしているので、どうしてもお高いですが
出国はパリだったので、
高いロンドンの出国税はかかりませんでした。
ユーロスターは、2等/月ー木/往復チケットが一番安いです。理由不明。
本当なんです。片道の方が高いんです。当日日帰りの設定がさらに安い
秘訣なのかも。  皆さん、ご購入時に確認を。
ちなみに今回は向こう在住のM美とJ子がJP-UK-FRの移動費用を出して
くれてます。  すんごい感謝!!!

*2007年3月時点で、1ポンド=約240円


●参考になったサイト+本
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[ARCHITECTURAL MAP/UK] 建築野郎ならおなじみの建築ガイド。
各国の主な建築データが写真とともに掲載。インデックス的使用に便利。
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[venere.com] 各国ホテル・B&Bなどの比較検討ができる。探す目的を
見失うほどの罵倒オモシロページあり(安ホテルのレビュー必見)。
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[Google map/UK] 言わずと知れたグーグルマップのUK版。
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[今日のレート] 日々これを見て両替のタイミングをはかろう。
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[multi map. com] ロンドン市内の詳細地図。通り名が全て掲載されている。
いろんなサイトで使われている地図なので見方に慣れておくと便利。
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[Transport for London] ロンドン市内の地下鉄&バスマップ。ここの、バス
経路&通り名が掲載されたマップを持っていきました。
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[ロンドンの近現代建築]鵜飼哲矢著/香山壽夫監修/丸善(株)/2940円
90年代までのものですが、短期ロンドンデビューには充分でした。
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[タダのロンドン] 帰国後みつけた美術館などの一覧。
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急な出発だったのであまり準備は出来ないまま行ったのですが
実は以前、渡航計画したものの、出発1週間前に<911>が勃発し
急遽取りやめた経緯が。その際に準備していた本が役立ちました。
また、英会話能力の低い私でも、文章なら何となく拾い読みできてる
気がするので、ウェブサイトがとっても役に立ちました。

その他こまごましたものは、文中にリンク貼ってます。

 

今回大活躍した「オイスターカード」
要するに関西でいうところの「ICOCA」

デポジットが必要ですが、チャージしておけば、地下鉄やバスに乗る際
ピタッとあててスルー。地下鉄の初乗りは現在4ポンド(約960円!)で
すが、これを使えば初乗り運賃が一気に1.5ポンド(約360円) に。
なら最初から1.5ポンドにしとけよっ、とは思わずにナイスシステム感謝。
ただ地下鉄は、乗り換えもすごく歩くし、景色が見えないから居場所をつ
かみづらい。というわけで、私は大半をバス移動しました。 バスはこのケ
ースをヒラヒラさせて停めます。2階が街が見えてとっても楽しいです。
ちなみにバスは70ペンス、だったと思います。
(通常は1ポンド)






さらに大活躍の地図がコレ。

といっても、日本でプリントアウトして持って行った紙切れです。左記の
[Transport for London]にある、[Central London Bus Map](PDF)です。
開いてもA3。次どこに行こうかなーと検討しやすい。行き先を決めたら
バスの通り道を確認して、また小さく折りたたんで、を繰り返し繰り返し。
で、ボロボロ。

   
 2007/3/11/Sun. 「ロンドンに着く」 ====================================================================================================

ヒースローエキスプレスのホームで見たボーダフォンの広告。
「日本」はこんな感じ。ハワイがかわいかったけどブレブレでダメ。 パディントン駅。ヒースローエキスプレスの到着駅。行き止まり駅は美しいです。
着いたぞーと感慨深くもなれます。1人14.5ポンドで15分で到着。1分1ポンド。


M美宅で3泊。ロンドン北東に位置し交通の便も良く、ガンガン地価
高騰中、とのこと。5軒隣のオウチが売り看板出た4日後に1億円越
えで完売。 しぇぇぇぇ。
学生時代からの長い付き合いながらロンドンー京都と離れているた
め久々の再会となる。清潔でセンスの良いお部屋をアタシが汚すこ
となきよう、愛猫サシャが見張る。 しゃべり倒してトルコ料理食べて
初日終了。
「オレの部屋、汚すニャよう。」
 
 
 2007/3/12/mon. 「大英博物館その他」 =============================================================================================
   
ロンドンとは思えぬピーカンの青空に映えるオウチ。この2、3階部分がM美宅。キツネが住む庭へは階段で。ザッツ・ロンドン!
お部屋もきれいにしていて 「片付いて無いけどー」と。これで片付いてないなら、ウチは廃屋か?! いやホント居心地良かったよ。

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大英博物館/British Museum

    ・Robert Smirke+Sydney Smirke設計
    ・改修=Norman Foster(ノーマン フォスター)設計

住所   :Great Russeell St., London WC1, UK
アクセス:地下鉄Tottenham駅またはHolborn駅で下車。徒歩10分
開館   :Great Court/Sunday-Wednesday 09.00-18.00
       Galleries/Saturday-Wednesday 10.00-17.30
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展示物は今回パスし、フォスター大先生の手によるグレートコートを見学。

入口でお約束写真。春の陽気で観光客だけでなく地元民も多数。
ドキドキしながら今回初の建築見学へいざ。 (なぜドキドキ)
 


   
 これがグレートコートだっ!ぐれーとっ!。。。スイマセン。

 暗いエントランスを抜けるととたんに春のひざしが。
 一気にテンションが上る。

 床や壁は白く見えますが実際には、
 ホワイトベージュの大理石。
 雑誌で見ていたものよりずっとのびやかで柔らかい印象の空間。
 M美も知らなかったらしく、写真とりまくり。














 右手の緩やかな階段を登ると高そうなオープンレストランがある。
 見下ろすと、もう少しリーズナブルなカフェ。

 本当に気持ちのいい空間です。
   
    
   
 ひとしきり過ごしたあと、とりあえず繁華街へ向かう。
途中、素敵なレコード屋発見。
入らなかったけど。。。
   
 
M美が気に入ってるというカフェ「sketch」 (晩はクラブ+ダイニング。
それもかなりエンタメ感強し)へ。店内見学だけ申し出る。スキップ
フロア形式かつ迷路のようにカフェ、ダイニング、ホール、バーなど
が点在。ここはバー上部にあるWCゾーン。
この卵がWC個室。手前のドーム屋根の下がバーゾーン。トップライト
に1匹わんちゃんが構える。
    
こんな感じ。手洗いは卵スキマに点在。


カフェのこの照明はオーナー母の手作りらしい。ストッキング?
夕方お茶しようと行ったら満席で待ち人。人気店です。
 中華食べてお茶して、しゃべり倒して、ベトナム
ゴハン食べて2日目終了。ロンドン満喫。
   
2007/3/13/tue. 「ロイズとガーキンとデジカメ」 ==================================================================================
  
M美の出勤にあわせて08:00に外出。とともにシティ(金融街)まで出る。
会社へ向かう途中(別にアタシが出勤するわけじゃない)、Leadenhall Market(レデンホール・マーケット)という古い市場を通る。 結構有名らしい。
そんな話を聞きながらも、お目当てのロイズビル(保険会社)に近づいてるのでドキドキ(なぜドキドキ)。
  
マーケットの出口にいきなりロイズ! 会話は、もはやウワの空。意外と狭い道(2方向)に面している。さらに曲がればガーキン出現。
異常に早足になる。 本日退社後の、待ち合わせ場所を確認してから別れ、ダッシュでロイズに戻る。
でも急ぎすぎてちょっと迷う。
 

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ロイズ・オブ・ロンドン
Lloyd's of London Insurance Market and Offices
 1986
  設計:Richard Rogers Partnership(リチャ−ドロジャース)
      *最近、事務所名を変更したようです。
  住所:Leadenhall Street and Lime Street, London EC3, UK
  交通:地下鉄のBank駅かMonument駅で下車。徒歩10分
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ここは世界に名だたるロイズ保険会社。
当然ながら中には入れません。

パリの ポンピドゥー・センター同様、内臓むき出し建築。
80年代のハイテックスタイルの代表作ですが、一般にはどう見えて
いるのでしょうか。その時代を建築学生(ダメダメ学生でしたが)として
生きた私には、あぁこれが、と感慨まみれで夢中で触りまくるしかなく。
でも 、ロンドンの鬱々とした歴史的建造物群の中心にあっては
このような建築が据えられるのは、少しだけ分かる気がしました。
ひいき目でしょうか。
右の全体写真はガーキン側から見たところ。


正面入口。

 
    
   
     
   
     
   
ホントは気が狂ったように撮りまくったのですが、これでやめておきます。。。

●理由1:オカシイ人と思われるから。

●理由2:デティール写真が寄り過ぎててマニアでも分かりづらい構図だから。

●理由3:この2日後パリ入りした瞬間、デジカメのメモリがいっぱいになり、
      ロイズだけで100枚ぐらい削除したから。
   
通り向かいの公園で少し気を落ち着かせてからガーキンへ。これには思いいれはないので冷静に見学。していたつもりだが、やはり、フォスター先生が!
と、はやる気持ちを抑えられず撮りまくりのあげく、後日削除しまくり。(理由は、上記3の「ロイズ」のところを「ガーキン」に入れ替えて察してください。。。)
   

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30 St Mary Axe(30セント メリー アクス)
Swiss Re Headquarters(スイス再保険会社本社屋)


    設計:ノーマン・フォスター(Foster&Partners) 2004
    住所:St. Mary Axe, Bury Street,
        Bury Court and Browns Buildings, London, UK
        *ロイズビル斜め向かい。
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これは、スイスのリ社の社屋ビル。やはり入れません。
ロンドン全域で年1回9月に行われる OPEN HOUSE LONDON
(市内中の主な建築を開放して見学できる日。ただし長蛇の列)
では内部見学出来るようです。また、不定期でオープンハウス
開催していますのでサイトをチェックしてみてください。

ミニキュウリ(Gherkin)に似ているので通称「ガーキン」。
180mのピンが、それこそ突然空中に現れる、といった感じです。
すべてガラスに覆われており、足元だけがオープン。
回遊できるようになっておりテナントが少し入っています。
ただ、外部は平場のふきっさらしで、本当にポコッとこれが鎮座。
みんな抜け道に使っています。

写真だけ見ていたときは、なんじゃこら、と思っていたのですが
行ってみると「あぁ、ここでやるならこういうことなのかなぁ」と
さらにひいき目増長。

日本と比べものにならないぐらい、ヨーローッパの建築家は周辺環
境と対峙し悩んで設計する、とよく言われますがまさに苦悩の跡が
見て取れる場所、とは勝手な憶測。

ちなみにこれも賛否両論あったようですが、市民はすでに新しい
ランドマークとして生活に受け入れているらしい、です。

   
           
   
     
   
ロンドンで見たかった建築のヤマを超え、ゆるんだムードで何となくバスに乗る。
   
    
と、すぐにこの空中通路を発見。気になって下車。ぶらぶら下を歩いていくと地下鉄EMBANKMENT駅。ここを通り抜けると、テムズ川。で、たもとに白い橋が。

 


橋の名前は 「Hungerford Bridge 」。
古いレンガと鉄の鉄道橋の横に映える、真っ白な歩道橋。
渡り切ると、右手にロンドン・アイ。左手にフェスティバルホール、
ヘイワードギャラリーなどがあるサウスバンクの文化施設ゾーン。
その先にユーロスター発着駅のウォータールー駅がある。
ちょうど良かったと、ひと渡りぐるぐる歩き回る。

歩道橋を渡りきったところ左手。
降りずにこのレベルのまま各ホールにアクセス可能。
なかほどまで来て振り返ったところ。
奥に見えているのがたぶん鉄道の Charing Cross 駅。
右手にさっきの地下鉄の駅があるはず。

   
    
右写真:フェスティバルホールは改装中。奥に見える観覧車がロンドン・アイ。
下写真:ナショナル・シアター。 1976年完成し、3つの劇場を持つ。(設計:デニス・ラスダン/リュベトキンの弟子っ子)
   
 
   
   
   

ここからウォータールー駅方向へ向かう。ナショナル・シアターからグランドレベルで地下街を抜ける。

  
   
途中のロータリー中心に IMAX (映像博物館+映画館)がある。
設計:ブライアン・エイヴェリー/1988年
 
   
   
 地上に出るとこんな日和。  ウォータールー駅(設計:ニコラス・グリムショー)でお茶する。
駅を抜けてテムズ川方向へ戻ると、ロンドン・アイ。真っ青な空に真っ白い観覧車でやみくもにテンションが上る。乗ってはいないが。。。
  
このあたりは超観光スポットのため大混雑。祭りである。
それならば、とお約束のビッグベン+国会議事堂。
ウエストミンスター・ブリッジを対岸へ渡りサウスバンクとさよなら。 と、ここで近いことを思いだしてテイトモダンに行こうとバスに乗る。
   
        
恐ろしいまでの渋滞の中、旅行者なので気にせずのーんびり
人ウォッチング。ここにずーっと立ってる見張り番がまた観光
スポットらしく、次々と人々が馬と写真をとっていく中、微動だ
にせず。馬ポリスものーんびり。
               最寄のバス停で降りて再びテムズ川へ向かう。
               ここからミレニアム・ブリッジ(フォスター設計)
               を渡ってテイトへ。途中、出来立てのオフィス
               ビル発見。
   
あと少しで、という時にオカシな2人組が前から駆け抜けていく。
写真右寄りに写っているネエサンと左端のニイサンが、何か
変なものを履いているのにお気づきでしょうか?

ヒザと足首に固定された弓のようなモノでジャーンプジャーンプ。
カンガルーのように飛び跳ねながら去っていった。

お天気もいいので、メチャメチャに気持ちよさそうでした。
振り返ってこれを見送りながら前へ向かうと。。。

そして衝撃の事実はこの後スグ!!!
   
え、なにこれ?
なぜ左右の矢印が???



。。。。。。。。。。

えええぇぇぇ?渡れないの?

川沿い歩いたら20分のところを

1時間かけて、バス乗ってきたのにぃぃぃ。

そんなバナナ。。。
ゆらゆら揺れるであろうミレニアム・ブリッジを楽しみにしてたのに。。。左のカップルもがっかりボーゼン。アタシもがっかりボーゼン。
 ここまで来てるのに。  見えてるのに。
   


気を取り直して再度バスに乗り、違う橋を渡る。ようやく近づいた。
おおっこれが!ともはや夕方になり待ち合わせ時刻が近づく中、
大急ぎで中へ。

右写真が入ってスグの吹き抜けフロア。全体が緩やかな下りに
なっていて、人々が思い思いに休憩している。
グニャグニャと立ち上がるチューブは滑り台。子供たちの嬌声。

と、ここで。。。。

電池切れ!!!

ううむテイト・モダン恐るべし。

ギャラリーも見たいし滑り台も試したかったが
結局時間がせまっているので
ミュージアム・ショップをひとしきりながめた後、再びシティへ。
さよなら テイト。
   
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テート モダン/Tate Modern

    ・発電所 Giles Gilbert Scott(1952/ジャイルズ ギルバート スコット設計)
    ・美術館 Herzog and de Meuron(2000/ヘルツォーク アンド ド ムーロン設計)

   住所:Bankside London SE1 9TG
   交通:地下鉄 Blackfriars 駅で下車,ミレニアム ブリッジ(あてにならないが)を渡る。徒歩10分
   開館:日−木, 10.00-18.00/金−土 10.00-22:00
   入場料:無料/寄付金2.00ポンド(任意)。。。らしい。
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この後、待ち合わせのカフェへ移動。時間は間に合ったが、めちゃめちゃに冷え込み始めてて、軽くヤラれる。
おしゃれカフェに連れて行かれたが、疲れて足イタイ帰りたい、とダダをこね家路につく。結局、タイ料理のケータリングをゴチになり一気に幸せに。
ロイズやガーキンを見たのが遠い昔のような長い長い1日。3日目終了。 明日はホテル泊なので荷造り。
   
2007/3/14/Wed. 「恐竜とペンギンと・・・」 ==================================================================================================
今朝になってようやく、初日に行ったトルコ料理店で帽子を忘れたことに気づく。
結構気に入ってたうえに、もらいもののステキなバッジ付きだったのでちょっとショック。
が気を取り直して本日泊まる「Royal Eagle Hotel 」 へ。 バンク(ロンドン南東)から、パディントン駅西側(ロンドン北西)までの移動ながら、
あくまでもバスにこだわる。ほんとにバス乗ってるとちょっと楽しいのよね。
すっかりバス停の見方をマスターしている私は、在住気分でバスを停め乗車。
でも、思いっきりトランク引きずって旅行者まるだし。

無事ホテル到着。小型ビジネスホテル、といった感じの構えながらロビー廻りは改装したてでキレイ。
まだ午前中なので荷物だけ預けて再度外出。 まずは自然史博物館へ向かう。
時間短縮のため、久しぶりに地下鉄に乗る。
   
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自然史博物館/Natural History Museum


  住所:Cromwell Road London SW7 5BD
  交通:地下鉄サウスケンジントン駅から歩9分
  TEL: +44 (0)20 7942 5000
  開館: 10.00 - 17.50
  入場:無料(企画展は 6.00ポンド)
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    ・恐竜ギャラリー(1992/ロン・ヘロン設計)
    ・エコロジー・ギャラリー(1991/イアン・リッチー設計)


この2つが見れればいいので入手したマップで確認して先をいそぐ。
雑誌掲載当時は「かっこいー」と思ったがすでに15年前。今見て
どう感じるのか興味津々。



マップのブルーゾーンが恐竜、グリーンゾーンの木のイラストの所
がエコギャラリー。ちなみに日本語ほか各種案内完備。
   
 博物館の正面ロビー。    恐竜ゾーン。T-REXのお出迎えにテンションUP。
   
   大きな空間を空中ブリッジが貫き、展示ゾーンを上下に分断。
   
    恐竜の卵に食いつく子供たち。
まずブリッジを渡りながら吊られている恐竜を鑑賞。
何体もあり、色んな方角に向いて展示されている。



渡りきって降りてから下の各ブース(歴史その他のデータ紹介)を見ながら戻る。
エントランスからブリッジへのインパクトもさることながら、たくさんの展示物が単
純明快な導線で誘導されるのでとても見やすい。
何より、展示してある恐竜に引き込まれて、思いのほか長い時間滞在したことに
びっくり。 古びた印象もなく、それにもびっくりしながらようやく別ゾーンへ。
   
  
こんなカフェもあったり。          これは海ゾーン。                  必ずいるこんな人。
   
 ステキ。     うわぁ。。。
   
 。。。。。  
   

結構、他のゾーンも堪能しながら、エコロジー・ギャラリー(右写真)
へ向かったのですが。。。

正直がっかりな感じでした。
さきほどの恐竜ギャラリー(ロン・ヘロン設計)がいまだに新鮮な印象
を受けたのに対して、いかにも古い、一昔前の展示、という印象です。
なんというか、その、デザインが展示に役立ってない、というか。
この写真の左右の半透明の壁の向こうに展示空間が隠されていて
ここの空中ブリッジはそれらを繋いでいるだけ、なんですね。
たぶんこの通路空間だけやりたかったんだろうなぁ、と。展示空間
(展示物も)は特に新しい見せ方もなく。そこをこのブリッジを使って、
行ったり来たりさせる導線がまた分かりづらい。



イアン・リッチー。。。

ショボいよ。

とはいえ、自然史博物館そのものは展示物も膨大でバラエティに富み、
純粋に見学者として楽しめます。2時間いたのですが、もっと時間をと
っておけば良かったと後悔しながら、いったんホテルへ。

   
再びホテルへ戻ってまずチェックインを済ませると
オネエサンが笑顔で、部屋への行き方を説明する。



「 ロビーの向こうにドアが2つあります。
 右側のドアを入ると
またドアが2つあります。
 それを右へ。するとまたドアが2つあり・・・」



。。。遭難するよ。


ドア2つがいくつあるねん。。。
動物並みに優れた方向感覚を与えてくれた
神様と親に感謝しながら部屋へ。



本日の目玉その2(というより今回のロンドン行きの目玉)は、
ロンドン・ズー。動物園に行くことは普段めったにないが、ここは特別。


なぜならペンギン・プールがあるから。

こんな感じ。 なぜ本の写真なのかは今は言うまい。。。



とにかく。
そういうことで急いで、でもやっぱりバスでロンドンズーへ向かう。
途中、マイケル・ホプキンズが、スタンド部分を設計した
ローズ・クリケット競技場がチラリと見えるも無視。
あと2時間で閉園なのである。そんなのあとで見たらよろし。


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ロンドン・ズー/London Zoo
   ・The Penguin Pool
     (1934/バーソルド・リュベトキンオブ・アラップ設計)
   ・鳥小屋(1961/セドリック・プライス設計)

  住所:London Zoo Outer Circle Regent's Park London NW1 4RY
  アクセス:地下鉄カムデンタウン駅から歩23分
        バスNo..274リージェンツパークロードより歩7分
  TEL:020 7722 3333
  開園:10am - 5.30pm: Mar 5 - Oct 21
  入場料:12.00ポンド

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ワクワクしてるから
12ポンド
なんて平気。

こんなしょぼい動物園に
3000円も払うけど全然平気。


好きなものを最後に食べる口の私は
先にプライスの鳥小屋に向かう。
   
これが鳥小屋だっ!て、すごく大きいんですが通称「鳥小屋」なので。

1961年にセドリック・プライスが設計。
バックミンスター・フラーの架構を応用した太いスチール・チューブと
細いケーブルが構造体。ネットが皮膜となって鳥小屋が完成する。
川岸にふわっと被さっているように見える。
   
  
こんな感じで出っ張る。                  反対側から見たところ。                            中に入れたりもする。
   
 ただし鳥につつかれても責任とれないよ、とのこと。    休憩する鳥。
   

さていよいよペンギンプールに向かう。
徐々に雲行きがあやしくなり急ぐ。

これがペンギン・プールだっ!。。。。。




え。。何コレ。

これじゃないよねぇ。。。
でもペンギンがいるねぇ。 まさか。。。



ワイワイ。


いやぁぁぁぁ! こわしたっ!?
ペンギン・プール。


もうボーゼンとして前のベンチでたそがれる。
おりしも曇り空が今にも泣き出しそうな状態に。

 
 さよならペンギン。


 さよならズー。



後日談。
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ショックのあまり思考が停止したまま、閉園時間に追いたて
られるように退散しましたが、冷静に考えてみると、やはり
あれを取り壊すなんて考えにくい。
というわけで帰国後、調べたらなんと。

こんな状態で残されていたようです。
(2006年12月時点)

。。。かえってショックです。。。あそこまで行きながら。。。
自分はかなり冷静な人間だと思っていましたが
テンパる、とはこのことなんですね。
どこか違うとこにあるなんて
もうもうまったく脳裏に浮びませんでした。
 さよなら鳥。
。。。だって、なかったんだもん!   みなさんも、常に冷静に、ね。

帰りに友人Yに頼まれた紅茶を買いにマークス&スペンサーへ。 アッサム(なければゴールド)のティーパックを買え、というお達しに従い探すも、初日よりはや5軒目。
ロンドンっ子たちはどうやらアッサムは飲まないらしい。。。もうアッサム的(?)なものでいいや、と loose storong という種類の一番小さな箱を買う。が、しかし。
やはりZOOで動揺し、頭白紙状態は続いていたのでしょう。 パリでの帰国直前パッキン途中に致命的なミス発見。

。。。茶葉やんコレ。


当然ながら帰国後、

「ただいまぁー、今日帰ったよ。」

「うんうん、お帰りっ!ロンドンどうだったっ!?」 期待感がスケスケ。

「 。。。悲しいお知らせが。。。」

「うんうん」

「。。。茶葉やねん。。。」

「えええぇぇっっ!?」

「ティーバッグじゃない紅茶とピンバッジ、どっちがいい?」

「ピンバッジ」

明快な秒殺回答、アリガトウ。。。ま、予期していたので、すぐさま次のオミヤゲリストを再検討。
無事ナイスマッチングを発見。 事なきを得ましたが、皆さんも、常に冷静に、ね。
 
2007/3/15/Thu. 「さよならロンドン」 ==================================================================================================

なんやかんやありましたが、とにかく。

今日はパリに向かう日。 昨日のことはさっぱり忘れて気分一新。
友人とウォータールー駅での待ち合わせは乗車1時間前の11:00。
あと2時間半ある。 ふと思いました。

バターシー発電所を見に行ってみようかな、と。

これが最後の落とし穴とも知らず。 割と近そうなのでルートをチェックし
、バス(相変わらず)に乗り込む。
ピンクフロイド [ANIMALS] のジャケットに使われ、かつ
そばには伊東豊雄さんのサーペンタイン・ギャラリー(白い樹木箱のやつ)が移築されている、と目撃談。
ならば、と思い立ったのでした。 ま、見れてもよし見れなくてもよし。

結論から言うと、ギャラリーは見えませんでしたが
バターシー発電所は。。。こんな感じ。
ちょっとかっこいいでしょ。

ただし、ユーロスター車中から。 だから3秒。
奇跡の1枚です。

テイトモダンの成功(あれも元発電所)に続き、
ここも再開発予定。 
設計はオブアラップ
テムズ川沿いで公園もあって
さぞかし設計しがいのあることでしょう。

まったくその気配が外からでは見てとれませんが、
ホントかしら。
きっと2012年にはできてるんでしょう。。。

   
さて。 なぜユーロスター車中からか?
さらに結論。 バスを乗り間違えたんですね。

もっと西の橋を渡っちゃいました。
明らかに旅行者が行ってはいけない感じの所で降りちゃいました。
ま、発電所はあったんですけど。
   
発電所マニアではないがすぐに間違いに気づいた時、すでに10:30。
やばい、タクで行った方が良さそう。 が、すでに所持金5ポンドぽっきり。
タクシーを止め

「ウォータールー駅までいくらですかっ!?」

「15ポンドです。」

えええええ? じゃぁじゃぁ 「カード使えるっ?!」

「むりです。ごめんね。」  ええええええー?!

「あ、ありがとう。。。」 どうする?アタシどうする?


と、バス会社の人が来るバス来るバスに何かチェックシート渡してる。
「ちょちょちょちょっとスンマセン。ウォータールー駅に行くバスは?」
「あっちのバス停から○○番か○○番か○○番かに乗って
川向こうで○○番か○○番か○○番かに乗り換えてー・・・」

もういい覚えられへんありがとう! トランク抱えてダッシュ。
すぐに来たバスにのって言われた乗り換えバス停で降りた時には
すでに10:50。 あぁぁぁぁ、ユーロスター乗り遅れたらどうしよう。。。
ここからタクシーなら5ポンドで行けるかな、と

「 ウォータールー駅までいくらっ!?」

「10ポンド。」 。。。5ポンドしか近寄ってないやん!


「カードはっ?!」 「ダメ」

あきらめてバスに乗ったらM美からTEL。「まだぁ?」
「ごめーん!あと10分!」ようやく駅についたらすでに11:20。
さらにダッシュで改札口へ。 ラッキーなことにセキュリティもすいてて
10分でスルー。 間に合いましたが、
決して出発日朝に何かを見に行こうとは金輪際思わない、
と心に誓いました。

















      さよならロンドン。
   
「ロンドン編」終わり。  こんな感じで良ければ「パリ編」もありますが、見ます?
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